仕事柄出張が多く、いろんな街で、様々なお店で飲食してきました。
そしていつの間にか「伸びていく店」「長続きしない店」を直感的に推察ができるようになっておりました。
「伸びていく店」には理由があります。
- 入店してから座席に案内されるまでの時間
- 客席の配置
- メニューを見てからオーダーできるまでの時間
- オーダーしてから出てくるまでの時間
- スタッフの接客態度
- 料理への満足(含む コストパフォーマンス)
- 客層割合(ターゲットにしている客層の割合)
- 広告・宣伝方法
などです。
その中で私達が「お手伝いできないか」と注目したのが、「3. メニューを見てからオーダーできるまでの時間」でした。
お店の名刺である「メニューブック」が
飲食店の利益・存続に大きく関わっていることが解りました。
こんなお悩みはございませんか?
- 客単価が伸びない
- お客さんがオーダーしてくれるまでの時間が長い
- リピート率が低い
以下に「メニューブックの在り方」について、
「客単価のアップ」「リピート率のアップ」を目的とした、私達のご提案内容をご検討頂ければと思います。
私達『ぞーかんぱにー』では、
地元の飲食店を応援しています!
メニューはお店の案内人!?
はじめに。
- 「メニューブック」とは何でしょう?
- 「メニューブック」には何を求めますか?
そこから考えて、
「メニューブックの役割」を考え直してみませんか?
本来お店のあるべき姿としては、料理に詳しい人(オーナー・シェフ)が一品一品をお客様にご説明するのが望ましいものと思います。
しかしながら、お客様が複数いらっしゃっている時は、それに対応できるものではありません。
その代替として「メニューブック」が存在するものと思われます。
言い換えれば、メニューブックはオーナーやシェフに代わって料理を説明するもので、
お店の思い・こだわり・オススメ品などを上手に伝えてくれる優秀な案内人でなければなりません。
メニューブックはストーリー
最近夕食を取ったお店でのことです。
メニューブックで、表紙を捲った1ページの中で、メインディッシュが冒頭にあり、その下の段落にサラダ、隣のページにアルコール類、その下にデザート。
ページを捲ると、スィーツという段落(どうやら自家製のもので「デザート」とは分けている様子)、その下に一品料理、最後にソフトドリンクでした。
多分「少ないページにより多くのアイテムを」と目指したところの結果だと思います。
しかしながら、このメニューブックの配置では、言うまでもなく、オーダーするまでに時間が掛かってしまいました。
残念ながら、多分その店にはもう訪れることはないと思います。
「オーダーに時間が掛かる」ということは、「お客様を悩ませている、イライラさせている」ということに他なりません。
一方、「また来ようと思う店」は、料理数が多くて料理を決める時間が例え長くても悩んでいないのです。
要するにイライラしていない、ということです。
そのメニューブックにはストーリー性があるのです。
メニューブックの表紙を捲ると、前菜やスープといった比較的待たずに出してもらえそうな料理類が記載されておりました。
隣のページにメインディッシュ。
次のページを捲るとデザート類。その隣のページに飲み物類(アルコール類の下にソフトドリンク類)。
最後のページに一品料理でした。(「メインディッシュのお共に」という感じでした。「メインディッシュにもう一品欲しい」というお客様向けの意図と感じました)
このお店の場合、料理を決めている時に、「料理が出される順番」をお客様が予想できることにポイントがあると思います。
メニューブックのページを開いた順番で決められる=料理が出される順番。
このメニューブックの記載順序が、お客様にストレスなく料理を決められる理想のメニューブックと思います。
美味しい写真
「もっと美味しそうな写真を載せられないものかな。。?」
旨さが伝わる美味しい写真。
どんなお店でも、オーナーでしたらメニューブックに記載する際には求めることとと思います。
「視覚8割」という言葉が示すように、お客様は視覚から得られた情報に興味を持ちます。
興味を持った料理に、文字で書かれた情報を見ようとします。
それだけ「写真」というのは重要であることは言うまでもありません。
もちろんプロのカメラマンが撮る写真は、アマチュアのものと比べ物になりません。
できることならプロに撮ってもらうのが一番と思います。
しかしながら、お店のメニューというものは、常日頃変わるもの。
その度にプロのカメラマンに依頼するのは難しいと思います。
また「写真自体は綺麗で美味しそうに見えるんだけど、紙面に印刷すると色が変わってしまって、美味しそうに表現できない」というお話しも多々あります。
では「美味しい写真」はアマチュアでは不可能で、プロに任せなければならないものなのでしょうか?
そんなことはありません。
写真の加工技術で、プロが撮った写真に近づけることができます。
実は正にここに「美味しい写真」のコツがあるのです。
デジタルカメラで撮った画像には「解像度」というものがあります。
次に着色媒体です。
通常PCやTVなどのディスプレイで表示されるものは「光(発行媒体)」によって発色します。
一方紙媒体による印刷物は「インク」によって着色します。
この2者の一番違うところは、光モノは全色(RGB:赤・青・緑)を混ぜ合わせると「白」になり、インクモノは全色(CMY:シアン・マゼンタ・イエロー)を混ぜ合わせると「黒」になります。(現実には「限りなく黒に近い黒」です)
この2者の違いから、「写真で撮ったモノと印刷したモノ」に差が出てきてしまうのです。
「美味しそうな写真」を制作するにはコツがあります。(画像編集により行います)
- 背景をなるべく暗い色にする
- 背景をなるべくぼかす
- 料理自体を明るくし、薄くオレンジ色をマスクする。
- 料理の輪郭をハッキリさせる
などです。 上記の他、様々なコツがあります。
- ⇒ 編集 ⇒
- ⇒ 編集 ⇒
- ⇒ 編集 ⇒
- ⇒ 編集 ⇒
戦略的メニューブック
「お客様のお店では、メニューブックは何冊用意されてますか?」
- ランチメニュー
- ディナーメニュー
- ティータイムメニュー
また「季節毎のメニュー」を考えると、4×3=12冊のメニューブックになります。
さらにお店によっては、季節の前半と後半を分けて、24冊のメニューブックを用意しているお店もあります。
実はこの「メニューブックの数」が「リピート率」に繋がります。
「プロパーメニュー」と「季節毎のメニュー」。
常連のお客様からは「いつ来ても同じ味がある」という安心感。
たまに来るお客様からは「季節毎に違う味が楽しめる」。
初めてのお客様には「また来よう」と思えるメニュー制作。
私達『ぞー かんぱにー』ではそれらを考慮した
戦略的なメニューブックのご提案をいたします。
私達『ぞーかんぱにー』では、各種パンフレット・フライヤー・カタログ・会社案内作成のお手伝いをさせて頂いております。
目的に対する効果を高められるデザインをご提案いたします。
以下「商品パンフレット」について記載いたしますが、「企業」や「人物」、「サービス」についても骨子は同様です。
パンフレットのコンセプト
私達はパンフレットを作成する際に一番考えるのは
- どのようなコンセプトが今の時代に受け入れられるか?
- その商品が今の時代にどのような価値があるのか?
という「今の時代に」というキーワードによるものです。
その「今の時代に」というキーワードを基に、コンセプトを考えます。
- 今までの商品と何がどう違う?(デザイン・使いやすさ・使用感など)
- その商品の新しい価値感(便利さ/快適さ/美しさなど)
- その商品を使うことで手に入れられる世界観
これらの3要素を基にコンセプトを明確にします。
「ビジュアル」で伝える
表現手法については様々な手法があり、一般解はありません。
世間が求めるものや流行にマッチさせると、商品コンセプトがブレます。
私達では「商品コンセプトに主体を置き、商品のイメージを印象的に伝える表現手法」を採用しております。
- 商品に相応しいイラスト・ロゴマーク
- 現物写真
- 合成写真(イメージ優先)
これらのビジュアル要素を各ページに配置します。
「視覚8割」という言葉がありますが、これら視覚に訴える要素は、多くても少なくても効果を減少させます。
適度な数と配置方法が重要です。
「文章」で伝える
パンフレットの目的の一つとして「その商品を使うことで得られる世界観をイメージしてもらうこと」があります。
上記「ビジュアル」での印象付けが大切ですが、「文章で何を伝えるか」も重要です。
パンフレットを構成する要素として、最低限下記5要素は記載します。
- 1.商品イメージ
- パンフレットのプロローグとして、商品のイメージをメインに記載します。
(ビジュアルがメインになります)
- 2.商品説明
- 商品の特徴を記載します。
(文章がメインになります)
- 3.図説
- 商品の写真や図を用いて、商品の細かい部分、特徴的な部分を記載します。
- 4.バリエーション
- 商品の種類(サイズ、グレードなど)を記載します。
グレードがある場合は、「何が違うか」を一覧表にします。
- 5.仕様一覧
- 商品の構成要素・情報を一覧表に纏めます。(数値的なもの)
また付加要素として、
- 商品の背景にある企業理念
- 商品のエコロジー面
- 商品開発ストーリー(開発者の話)
などを記載すると効果が上がります。
Webサイトにも反映できます
パンフレットを作成することにより、WebサイトにもFlashなどでデジタルカタログの作成ができ、Webサイトのコンテンツを充実させることができます。
私達『ぞーかんぱにー』では、
ビジネス名刺から、デザイン名刺、名刺サイズの
ショップカードのデザインもお手伝いさせて頂いております。
カスタムメイドに拘り、
唯一無二の名刺・ショップカードをデザインいたします。
以下、名刺作成からは脱線しますが(笑)、名刺についてのウンチクを記載いたします。
黄金比
黄金比(1:1.618)とは「安定し調和がとれた最も美しい比率」と言われています。
ピラミッドやパルテノン神殿、ミロのヴィーナスなど人工物、自然界では巻き貝、凱旋門、昆虫にいたるまで、黄金比でできているようです。
「森羅万象は黄金比で構成されている」と言われております。
「黄金比」とは科学的な理屈だけでは証明できない神秘的なもののようです。
実は「名刺も黄金比でできています」と言いたいところですが、残念ながら一般的に使われている名刺は黄金比ではありません。
現在日本国内で使用されている名刺の基本サイズは55mm×91mm。 比率にすると1:1.6545454です。
黄金比の名刺を作ろうとするとサイズは55mm×89mmになります。 2mm小さくなりますね。
一方、黄金比の他に「白銀比」という比率があります。
白銀比は1:√2(1.41421356)。
白銀比は身近なところでは、A版、B版などで使用している用紙サイズ。
この比率が白銀比のようです。
この白銀比を名刺に適用すると、55mm×78mmになります。13mmも短くなってしまいました。
これらを考えると、現在国内で使用されている名刺サイズが名刺としては最適で、黄金比・白銀比に拘った名刺を作成しようとすると、サイズ的に他の一般的な名刺よりも小さくなってしまうため、「埋もれてしまう名刺」=「見つけ難い名刺」になってしまうのでしょう。
逆に大きくしようとすると、名刺入れに入らなくなってしまいますので、これはナンセンスですね。
英文名刺
私達の名刺の裏面には英字表記しております。
これはソフトウェア開発という仕事柄、外国の人達と接する機会も少なからずあるため、英文表記をしました。
以下に英字表記する際、細かいことですが、注意事項を記載いたします。
- 1.会社名
-
株式・有限の会社であれば、
- Co., Ltd.(イギリス式)
- Corp.(アメリカ式)
- Inc.(アメリカ式)
のどれでも使用できます。
英語表記において株式会社と有限会社の違いはありません。
一点だけ注意するとすれば、「Co., Ltd.」の表記は「,」と「L」の間にスペース文字を入れます。
あと略語を表す「.」を省略してしまうミスも時々見掛けます。
- 2.住所
-
基本的に日本の表記とは逆になります。
「〒350-0313 埼玉県比企郡鳩山町松ヶ丘3-24-2」
は、
「3-24-2 Matsugaoka Hatoyama Hiki Saitama 350-0313 JAPAN」
となります。
- 3.電話番号
-
日本の国番号は0081です。 記載方法は市外局番の最初の「0」を取ります。
「+81 49 298 1122」
注意としては、欧米では電話番号にハイフンは入れません。
企業・店舗の独自の商品、人物、外観などの写真を撮影・編集いたします。
また撮影いたしました画像やお客様で既にお持ちの画像の編集も行います。
私達『ぞーかんぱにー』には、より高機能な画像編集ツールを用いて作業しますので、現実には撮影できないような演出も可能です。